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「ゲイ」 ただそれだけのことに、なぜ僕は全身で抵抗しているのか?人と違う、仲間はずれ、偏見。次々と未来をはばむ壁。人と僕をへだてる壁。人生には偏見しかないのか?

サウナ活用術出会いはゲイサウナ


真剣にタイ人とつきあいたいと思っている人、商売ではない子と末永く付き合っていきたいと思っている人へ-サウナ等で好みの子にアプローチする前に「持つべき心構え」についてお話ししたいと思います

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私は16年前からいつも、いいなと思った子に話しかける前に次のことを決めています

意外に思われるかもしれませんが、この誓いを守ると <誰とでも> <かなりの確率>で親しくなることができます

「持つべき心構え」

1) 決してセックスしようとは思わないこと

2) その子に誠実な関心を寄せること

3) 目を見て話すこと

4) 口頭で伝える: きょうはあなたとセックスするつもりはない、帰るつもりだと

5) 決してメールアドレスや電話番号を聞き出そうとしないこと

以下は解説です

 

セックスしようとは思わないこと、これはかなり重要です

何を言ってるんだこいつは!?と思われるかもしれませんが、本当にその子と親しくなりたいなら、舞い上がってはいけません。

ヤリたいというオーラが前面に出ている場合は、相手もその下心をどこかで感じているわけで、それが相手の警戒心を引き起こします。

まずは心のなかで、この子とは絶対セックスしないぞ、と決意することが肝心です。(2、3度訓練すればできます)

そういう潔い態度、もしくは冷静さがかえって相手の警戒心を解かせ、時間の経過とともに、'話しかけてきたくせになんで誘ってくれないの?'
というイライラ感を相手の中に育てることになるのです!(嘘だと思ったら試してみて)

 

その子に誠実な関心を寄せる前に、あなた自身が誠実になる必要があります

相手も人間、訳あってサウナに来ているわけです。自分が出会いを欲しているのと同様、相手も出会いを欲しているわけです。

サウナに来ている誰もが、がつがつセックスをしたいわけではないのです。

実は人間というのは誰しも、声をかけられたくて、うずうずしている存在なのです。
そうです、怖いながらも、あなたから声をかけられるのを待っているのです。

そして、自分の話を聞いてくれる相手を求めているのです。

そりゃもう心から・・・です

 

相手もあなたと同じように日々仕事をし、ストレスを溜めているのです

それは日本でもタイでも変わりません

そして、やっと週末、仕事から解放され、ひそひそとサウナに来ているわけです

こうしてみると、仕事を終え、電車にのり、駅からの道を歩き、受付で金を払い、靴を脱ぎ、着替えて、と

サウナに入るまで結構長い道のりなんです

 

それで、タイ人も人間ですから夢も希望もあるわけです、基本的にはゲイだから気持ちよくなりたいのはみな同じですが、

シングルならやはり恋人が欲しいはずです、それも長続きするような恋人が欲しいのです

 

毎日毎日自分と同じように、なんかいいことないかな、面白いことないかな、と思って生活しているのです

そんな彼らは誰かに関心を持ってもらい、話を聞いてもらいたくてうずうずしているのです

 

タイ人も日本人と基本的には同じ、ちゃらちゃらしているヤツもいますが、たいていはシャイです

自分から話しかけるにはプライドが許さないという人も多いです・・・それに嫌われたらどうしよう・・・という不安をいつも持っています

そこであなたの出番というわけです!

私は恥をしのんで(日本人らしいですが)、進んで相手に話しかける という行為に出ました

 

サウナに行ったらあなたも・・・

簡単な英語でも片言のタイ語でもいいですから、思い切って話しかけてみましょう!

そして相手に誠実な関心を寄せた質問をしてみましょう。


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ゲイサウナ

バンコク滞在の初日に、私はシーロムのHeavenというサウナでジャクジーに入っている青年A君に次のような質問をしてみました

「このジャクジー温度低いよね?このサウナよく来るの?このサウナ好き?どこの出身?どこに住んでいるの?何歳?どんな仕事しているの?」などなど

5W1Hどころか、考えうるすべての質問を彼にぶつけてみました。

 

するとA君は、私にもまったく同じような質問をしてきました。

私はそれに対して、嘘つくことなく、ひとつひとつゆっくり丁寧に英語とタイ語で返しました

彼は筋肉質で、きれいな瞳をしていた青年でしたが、会話の途中ずっと 'この子とはセックスをしないぞ' と念じながら話を進めました。

 

「目は口ほどにモノを言う」という原理を利用して、目で訴えかけることを忘れずに

 

相手の目を見ながら、目を潤ませて、あなたに憧れています、という視線を送りながら話をすることは効果的です

相手が好みであれば、それだけで'好意視線'が送れるものですが、えてして'エロ視線'になりがちですので、そこは注意しましょう

 

それを防ぐためには、まずは同じ人間として、誠実な関心を寄せることに集中しましょう

ポイントとして、相手がどんなことに興味をもっていて、どんなことが好きで、どんなことに常日頃怒りや不満を感じているのか、を聞き出すようにしましょう

 

私の場合、A君を見ながら "うんうん、そうだよね、○○はいいよね、○○は良くないよね" とうなづきながら話を聞きました

相手のもらす不満には同情し、"もし、ボクが君だったら同じように感じるだろうね" と相手の意見に共鳴してあげます

 

そして、話の内容がまっとうで、それなりのレベルだと感じたとき

'やっぱり君は見かけだけでなく中身もすばらしいんだね'と感動したような表情をし、'尊敬"のまなざしで質問を続けます

 

私の場合、そのようにしてA君に質問を続けました

するとどうでしょう

 

A君は、ほとんどタイ語のできない私に向かって、君のタイ語はすばらしいと褒めてくれました

その後はほとんど彼中心に会話が進みました

 

最終的に、A君はバンコクの著名ホテルに勤めていること、出身はナコンシンタマラートであること

現在は25歳であること、週1回はこのサウナに来ていること、日本人に興味があることなどいろいろわかりました

 

きょうはセックスするつもりはない、とはっきり言うと相手は心のバランスを崩し、なんとかそのバランスを取ろうと行動に出ます

彼の肉体はまばゆいばかりでしたが、私は「心構え」に従い、自分のオーラを出すことなく

会話を終了させました

 

最後にA君から、「これからどこか行こうよ・・・」としきりに誘われましたが、断りました。

なら、せめて連絡先でもと言われたので

帰らねばならぬ失礼を詫びて、名刺を渡して別れました。

 

 

相手が自らメールアドレスや電話番号を教えてきた場合は受け取ってもいいですが、こちらから聞き出すことはやめたほうがいいです

これは最後の瞬間に、相手が自分のことにどれだけ興味を持っているか(あるいは好みか)を知るバロメーターになります。

(但し、人によっては躊躇したり、あきらめが早い人もいますので、あくまでも目安にしてください、単純に縁がない場合だってあります)

 

もし、ここで相手から何ももらえなかったら(期待していた反応が得られなかったら)

それはその時点で 相手があなたに特別なものは期待していないサイン だと思ってください。

 

多くの人はここでガマンできずに電話番号やメルアドを聞き出したり、自ら教えてしまうものですが、私としてはお勧めできません。

自分が惨めになるだけだからです。

 

これだけ会話をしたにも関わらず、相手が反応してこないというのは脈なしの可能性が高いです。

もし、相手が自分との関係を前向きに考えているなら(あるいは何か感じるものがあれば)すでにアクションが起きているはずですから。

 

ところで、私は本当に帰らねばならない理由があったので帰りましたが、そうでなくても、その子と本当に付き合いたいのであれば、

そしてその子の本質を理解したいのであれば、少なくとも出会いの当日に寝ることはお勧めしません。

 

できれば数回デート(*)をしたのち、セックスに入ることをお勧めします。

ミクシーで数回にわたり、恋愛講座を書いていたとき、たくさんの方から、どうしてと聞かれたのですが

 

その理由は簡単です

 

最初に性欲が充足されてしまうと観察眼が鈍るからです

相手の本質を見抜けないうちに悦楽の谷間に陥ると人物評価が正しくできなるというのが私の論理です

(これはさんざん色恋に明け暮れた私の苦い経験に基づく論理です・・・お恥ずかしいですが)

 

サウナでインスタントな餌にありつこうとしている人は別として

商売の子にさんざん騙され、金を貢がされた人が、タイ人と本気の出会いをしようと思うなら

ここで辛抱強さや潔さというものを学ぶべきだと私は思っています

 

以上のアドバイスは真剣にタイ人とつきあいたいと思っている人

商売ではない子と末永く付き合っていきたいと思っている人向けのアドバイスですから

 

あなたが年に数回しかタイに行かない旅行者で、しかも色狂いで、誰かとその場限りのセックスをしたい、サウナ入店の目的はセックスだけよん、

という方はどうぞ次の段階に進んでください。

さて、このサウナでは、少なくとも相手に何かしたいという欲求を持たせることができたので、成功だと思っています

*相手が自分にふさわしいかどうかをチェックするのがデートの基本だと思っています

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それではバンコクのバビロンサウナも覗いてみましょう


(2008.06記)

ケンと私はかの有名なバンコクのゲイサウナ「バビロン(Babylon)」に体験宿泊に行ってきました。

下記は簡単な感想です。記述には主観がふくまれているため、これですべてを判断されないようお願いいたします。

 

バビロンの入場料自体は260Bですが、宿泊は別料金です。宿泊すればサウナは無料で使えます。(但し、1日1回のみ)

私たちはスタンダード・ツインを予約しましたが、2人分の朝食券とサウナ無料券をもらえました。

残念ながら、私たちの泊まったツイン部屋にはトイレも風呂もなく、テレビもありませんでした。かろうじてレセプションにつながる電話はありました。

部屋の照明は薄暗く夜遅くは悲しいものがありました。おまけに深夜~早朝にかけて、アヘアヘ音が聞こえ、ムラムラするというかむっとする感じもしました。

また満月メールに書いたように怪しげなおじさん(タイ人、白人)がホテル廊下を俳諧していて、これが出会いのきっかけになればよかったのでしょうが、暗いので不気味さがありました。

シャワー室には液体ソープ1種類のみでアメニティはありませんでした。薄暗さがヨーロッパの教会付設のドミトリーを連想させました。

 

サウナ本体は迷路のようになっていて面白いといえば面白かったのですが、狭い階段を昇り降りするとき、年配の方や目の悪い方、足の不自由な方には不親切かもしれません。

外に通じる金属の階段はあまり温かみを感じませんでした。黒を貴重としたインテリアやあちこちに見られる鎖はエロチックと思えなくもありませんが、

私としては刑務所を連想してしまい、清潔感には欠けるような気がしました。

 

サウナ自体はタイの一般的なゲイサウナとあまり変わりありません。ドライサウナは熱すぎ、スチームサウナは暗くて誰が誰だかわかりませんでした。

行ったことのあるお客様の話によるとスチームサウナはメンソールの臭いがきつかったそうです。

私たちが行ったのは平日の晩でプールは午後9時でおしまい、バーも11時頃には閉まってしまうので淋しかったです。

ですが、日中(開館は正午から)はプールやバーなので出会いがあるのでおもしろそうです。週末はたくさん人が集まるようです。

さて、ここで出会いを果たすためには、たとえ言葉が通じなくとも、誰かから声をかけられるのを待っているのではなく、声をかける勇気を持ったほうがいいかもしれません。

私は思い切って(取材だと自分に言い聞かせて)カフェに座っていたちょっとハンサムな青年に声をかけましたが、よく話してみるとその青年はスタッフだったことがわかりました。

でもその青年はぶしつけな質問にも臆せず答えてくれ、出身地やお給料のことまでたくさん話してくれました。

日本人はカッコイイ人が多いので好きだと言っていました。カフェのバーテンダーの子です。

バビロンはもとより西洋人とタイ人の出会いを意図した場所のようですので、意外に英語のできるタイ人が集まっていると感じました。

つまり、ある程度の学歴や地位があるタイ人とめぐり合うには良い場所と言えます。

 

私はその後、更衣室でなんとなく視線を感じていたので、思い切ってその人に、"Wanna talk? (お話しますか?)"

と声をかけてあげました。すると彼はうなづき、自分も着替えるのでちょっと待っていてくれ、と英語で返しました。

 

私が思いますに、サウナでは 更衣室は格好の出会い場所です。

スチームサウナで話しかけられるより自然ですし、相手の素顔を見られるので良いと思っています。

それに、ここを出るともう2度と会えないかも、という緊張感が勇気を奮い立たせてくれます。

 

さて、彼はTan君という名前の素直そうなタイ人青年(30代)でした。彼とは午前1時くらいまで飲んでいました。

Tan君は宝石の会社に勤めながら自分でもビジネスをやっている実業家だそうで、将来の夢を語ってくれました。

今度パタヤに行くよということで名刺交換して別れました。

バビロンは老舗ということもあり、地元のゲイ雑誌や世界的なゲイマガジンに取り上げられていますので、

さすがに世界各地から人が集まっています。

アジア方面ではシンガポールや台湾、香港、韓国からもお仲間が来ているようです。

その意味でそういった人たちと知り合えるチャンスはたくさんあると感じました。

またそれらの人々がタイ人との出会える格好の場所になっていると感じました

つづく
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お客様とのおもいで写真で作ったバンコク・パタヤです。バビロンサウナ(0:42)へは バンコク・パタヤプランが便利です