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日本での老後に不安を感じたら、タイで暮らしてみるのも悪くない

アメリカ出身のジャックさん&ロブさんへのインタビュー

第6回2005/03/27 Vol.6

質問一覧
[01]ロングタイムに付き合ってます
[02]アメリカに持ち家
[03]ウー君との出会い
[04]パタヤでビジネス支援
[05]コンドミニアム購入
[06]37年という月日
[07]日本のゲイ達へ

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01
やしの木(以下Y):いきなりですけど、お2人は長いとききました
ジャック(以下J):今年で37年になるよ。

Y:何歳の時、知り合ったんですか?
ロブ(以下R):僕が29歳で、ジャックが19歳だったかな。

Y:えー、19歳?
J:そうだよ。

Y:ということは、ジャックさんは56歳、ロブさんは66歳ですか?
R:そうだね。お互い10歳違うんだ。

Y:お2人はアメリカの同じ州出身と聞いていますが?
J:両方ともペンシルバニア州。

Y:どんなお仕事されていたんですか?
R:僕は自動販売機の会社で29年間配送の仕事をしていた。

J:僕はゼネラルエレクトリック(GE)社でデザイナーをしていた。
Y:ずっとですか、ジャックさん?

02
Y:お2人の収入源をおききしたいのですが
R:ぼくは年金をもらってるよ。それと家賃収入。

Y:アメリカに不動産をお持ちなんですか?
R:そうペンシルバニア州に家をもっている。そこを貸してるのさ。

Y:家賃収入があるんですね。
R:そう。

Y:つまり現在の収入源は、「年金」+「家賃収入」ということですか。
J:そうなるね。

Y:タイで暮らすには十分ってことですか?
J:そうね。

03
Y:タイとの出会いはなんですか?
J:良く覚えていないけど、最初は旅行だった。

Y:何に惹かれたんですか?
R:やっぱり気候と雰囲気かな、値段も安かったし。

Y:でも住むと決意するまで時間がかかったでしょう?
J:そりゃね、いろいろロブと話し合ったよ。

Y:でもタイ人に出会ったことが移住の大きい理由だとか?
J:そう。ある時、レストランでウェイターに出会った。

Y:つまりそれがここにいるウー君ですね?
R:ウーはとても陽気で気さくだった。なにより我々に親切だった。

Y:警戒しませんでしたか?
J:いや全然、天真爛漫な奴だったし、めちゃくちゃ楽しい奴だったから。

Y:それでどうしたんですか?
R:知り合ってしばらく一緒に旅行したんだよ。それにウーはパタヤも いろいろ案内してくれたんだ。

Y:彼とはすごく気が合ったんですね。
J:気が合ったどころじゃないよ。最後の頃は一緒に住もうってことに なっちゃんたんだ。

Y:それで?
J:見ての通りさ、一緒にすんで3年になる。つまり僕とロブ、ウーの 3人暮らしになったってわけさ。

Y:はは、出会いってすごいですね。
R:そう、人生かわっちまう。

04
Y:ウー君とはいつ知り合ったんですか?
J:5年前、パタヤで。

Y:それでウー君は何歳ですか?
R:知り合った当時が25歳、今は彼も30歳

Y:ウー君は何をしているんですか?
R:バーをやってるよ。

Y:バーのオーナーですか?
R:ママさんね。

Y:彼はエンターテイメント精神あふれる芸人みたいですから。
J:でも最初は苦労したみたいだよ。最初の年はお客が来なくって。
R:今じゃ、いつも底抜けに明るいあいつを目指してお客さんがくるけど。

Y:お店を出すにあたっては支援のようなことを
R:多少はね。でもいまは店子使ってすごく頑張ってるよ。

05
Y:お3人ともシャトーデールコンドミニアムにお住まいですが、いつごろ
購入されたのですか?
J:ええと、購入したのは2年前だったかな。

Y:それまでは?
J:1年間賃貸してみた。本当にいいかどうか確かめるためにね。

Y:購入時はおいくらでしたか?
J:150万バーツぐらいしたと思った。
R:でも、改装したからあと50万バーツかかった。

Y:大きさはどのくらいですか?
R:ワンベッドルームだから50㎡位かな?

Y:3人で狭くないですか?
R:ときどき狭いと感じるときもあるけど、なんとかやってる。
J:僕達はいつも2人一緒で、ウーは子どもみたいなもんだから。

Y:現在、同じ物件を買うとしたらいくらぐらいですか?
R:そうだね、230万バーツは下らないだろうな。

06
Y:お2人のパートナーシップは37年ということですが、その秘訣のような ものは?
J:そうね、お互いを「尊敬する」ってことと「認め合う」ってことかな。
R:この世に同じ人間は1人としていない。違うのが当たり前だろ。
だから一緒にいるには相手を尊重する必要が出てくるのさ。

Y:実践していらっしゃる問題の解決方式みたいなものがあるとか?
R:たとえば、何らかの行き違いがあってもそれに腹を立てるのではなく 解決策を探るようにしてるんだ。

Y:なるほど。「腹を立てる」のではなく、「解決策を探る」のですね?
R:そう、問題というのは落ち着いて取り組めば必ず解決策が浮かんでくる ものだよ。
Y:それで解決してしまうのですか?
R:そう、あっと言う間にね。僕達は夜寝る前にムカムカして
床に就くことはないんだよ。必ず問題は解決して寝る。

Y:すごいですね。でも大きい問題にはどう対処するのですか?
R:まず、大きい問題は小さい問題に分ける。
そして、その日の課題に小分けする。それを1つずつ解決していく。
J:その日の課題が終わったらその日の問題を解決したことになる。
Y:それで寝られるわけですね。すごい、すごい。

07
Y:日本でも長期パートナーシップを求めているゲイたちは多いと思う
のですが、何か日本のゲイ達にアドバイスしていただけますか?

J:ゲイ、ストレートに関わらないことだけど、「ふたりでひとつ」という ことを忘れないほうがいいね。

Y:つまり?
J:1人だと0.5で、もう1人の0.5があってやっと1だってこと。
R:僕らはなんでもシェアしてきた。

R:チーズケーキが1つしかないとするでしょ。それをいつも僕達は
半分コして食べてきたってわけ。
J:そう、家でも外でもいつも分けるという精神を忘れなかった。
R:収入も合算した、つまり2つのものを1つにした。

Y:確かに自分ひとりでは何にもできないですからね。
R:そう、ひとりでは何にもできないよ。
J:なーんにもね。

R:でも、2人だといろんなことができてしまう。
Y:不思議ですね。

J:それともう一つ僕からいいたいのは。「素直な自分」ってこと。
Y:これも説明してもらえますか?

J:素直な自分を出せないような相手とは付き合うなってこと。
Y:はあ?はい!

J:「自分が自分らしく」振舞えるような相手と付き合わなくてはだめだよ。
そうすれば相手も自然に振舞ってくれるものだよ。
R:自分の考えていることが自分自身なんだから。

Y:含蓄がありますね。
R:自分たちは宇宙の豊かさとつながっていると思っている。
J:宇宙の法則と合致している限り2人は守られているし、一緒にいられる。

Y:ますます深いですね・・・
R:簡単なことさ、自然でないものは排除される。
J:だから自然に生きろってこと。

Y:その言葉よーく噛みしめて帰ります。

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